2000年4月 就職活動(以下就活)中にわたしはバセドー病で入院しました。
これがすべてのはじまりだったんだなぁ。
体はもともと弱い方でしたが、それまで入院したことはありませんでした。
就活はとてもハードで、心身の疲労はピーク。
次第に嘔吐するようになり、それは筆記試験や面接試験の
休み時間毎にもよおしてしまうほど悪化していきました。
そして首元に痛みを感じ始め、夜もその痛みで涙が出て眠れない始末。
さすがにおかしいと思い、近所の町医者(内科)に行くと
「風邪ですね」と。
嘔吐でかなり衰弱していたので点滴を打ってもらいました。
「首が痛い」と言っても「今それどころじゃないでしょ」と一蹴され
そのまま帰宅しました。
でも治るどころか悪化するばかり。
後日再度内科へ行くとそれなら総合病院で調べた方がいいと
うちから一番近い総合病院への紹介状を書いてもらいました。
もう歩けない状態だったのでそのまま車で総合病院へ。
総合病院では採血・胃カメラ・エコー、さまざまな検査を行いました。
胃カメラはホンットォォーに痛くてえづきまくり、なかなか入らず…
苦しい体験でした。(やる人が下手だったのかな?)
そして出た答えは「甲状腺機能亢進症(バセドー病)」でした。
即入院となり、外来から入院病棟へ行こうとした瞬間
不調のピークを迎え、気を失ってしまい、車椅子で運ばれたのでした。